私たちは、日常の中で目の前の仕事に追われていることが多く、アフリカの小さな国々のことを考えることはないと思います。現在、マダガスカル、マラウイを始めとしたアフリカの国々は、深刻な貧困状態になっています。マラウイだけを考えても、2020年までには、約950万人の人々が貧困に陥ることとなります。日本では、オリンピックで260億もの資金を出資する予定であることを視野に入れれば、今の私たちがマラウイの現状をどうとらえたらよいかを少し身近に考えることができるでしょう。マラウイの子どもたちは、何の宣伝手段もなければ、メールを送って呼びかけることもできません。しかし、オリンピックを機にもっと国際的につながっていこうとする先進国には、情報技術、高速な通信手段が有り余るほどあります。写真にもあるように、マラウイの人々は、歩くのがとてもゆっくりで、私たちとは違った生活習慣を持っています。今、私たちがマラウイという国に寄り添ってみることで、何かが見えてくるような気がしませんか。
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