12月5日
「虎のはなし」上映会
パネルディスカッション『マラウイを知ろう!』
劇場東京両国シアターXにて
12月5日に開催予定でした「虎のはなし」の公演は、主催者の都合により、中止となりました。楽しみにしていてくださった方々には大変申し訳なく思っています。そこで今回は、参加費を無料とし、公演の代わりにムベネ・ムワンベネさんの過去の一人芝居と、ダリオフォーの舞台の映像を上映し、鑑賞していただく形にいたしました。二つの対比によって、「虎のはなし」の内容を深めることにもつながったと思います。
また、せいぼ主催のパネル・ディスカッションは予定通り行い、日本マラウイ協会の和泉澤浩さんとジャーナリストの岩崎有一さんをお招きして、それぞれの独自の視点から、マラウイについてのお話がありました。また、マラウイからの留学生でありアイザック・チリマさんにもご協力頂き、現地の状況をお話しして頂きました。三人の方のお話を通して、少しでもマラウイについて興味を持って頂けたら幸いです。
和泉澤さんは、青年海外協力隊の一員として、青年活動に関わっていらっしゃる方です。彼は、若い青年たちが就職するための技術支援を中心に行ったとのことで、そのようなご経験をもとに、マラウイについてお話をしてくださいました。
また、ジャーナリストの岩崎さんは、今まで多くのアフリカの国々を訪問され、お仕事を続けてらっしゃる方で、ジャーナリストの視点から、マラウイについてお話をしてくださいました。岩崎さんは、岩崎さんは、天候不順によって食糧不足が深刻な状況であるにも関わらず、優しさにあふれたマラウイの人々の姿についてお話されていました。
お二人のお話をもとに、アイザック・チリマ(Isaac Chilima)さんに現地の様子について詳しい情報を補足して頂き、よりマラウイについての話が具体化したと思います。
ディスカッション、皆さんのご質問の時間を含めて、夜9時30分まで続き、終了いたしました。
皆さんにマラウイを少しでも身近に感じて頂く機会、またせいぼがどのような場所で活動しているのかを具体的に知って頂ける機会にもなったと思います。シアターカイの皆様をはじめ、ご協力頂いた方々には、感謝の気持ちで一杯です。これからもせいぼを応援してくだされば幸いです。
The Show Must Go On!
The “Story of a Tiger” event held on 5th of December at Theatre X was subject to a last-minute change due to the actor being unable to arrive in Japan on time.
As a result the fee was waived and those present were treated to a video performance of a scene from “Story of a Tiger” performed first by Malawian actor Mbene Mwanbene and following that the very same scene enacted by Dario Fo.
Following the original schedule a panel discussion including Declan Somers of Seibo Japan, renowned African correspondent Iwasaki Yuichi and experienced JICA Volunteer Izumisawa Hiroshi took to the stage to field questions which lasted for 90 mins.
Our sincere thanks to those who turned up despite the last minute hiccup and special thanks to Malawian-student/Japanese resident Isaac Chilima for joining the panel to take questions from a Malawian perspective.
This opportunity to increase awareness of Seibo’s work in Malawi was afforded by the kindness of the staff at Theater X, Ryogoku, to whom we are sincerely grateful.